もし、そんな通信環境の整備が実現すれば、極端な話、端末がポケットにさえ入っていればどこででもセッションが愉しめるようになります。 平素はヤマハ製品・サービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 こんにちは、 私はNYに住んでいる日本人ジャズギタリストです。
しかし、バンドで日々練習をしたい、音を合わせたいなんて欲求は時間があればあるほど募ってくるもの。 2020年4月現在、大規模な感染症の影響により普段のようにジャムセッションを楽しむ環境が出来なくなっています。
野口:SYNCROOMは高速インターネット回線を通して、離れた場所にいる人たちが音楽セッションを愉しめるアプリケーションです。
13伴:やっぱりヤマハさんは、ものづくりの精神を大切にした職人肌な会社なんですね。
スマホやタブレットをつなぎ、音楽系アプリの機能を使うことで、楽器の演奏音にエフェクトをかけたり、ご自分の好きな曲と合わせて練習を楽しむことも可能で、時間がなくても、場所がなくても、セッションケーキは気軽に楽器演奏を手助けする最高のアイテムです。
インターネット回線につながった自宅などのPCにアプリケーションを導入し、利用者として登録を行うと、遠く隔たった場所にいるほかの利用者とリアルタイムに演奏を共有でき、合奏に適したさまざまな機能を利用できる。
『SYNCROOM』は、インターネット回線を介して遠隔地間の音楽合奏を実現し、複数のユーザー同士(最大5拠点)でオンラインセッションが楽しめるサービス。 一方で、US国内、できればNY市内など近い場所であれば、間を挟むルーターが減り、20msec程度のレイテンシーでいけるはずです。 その環境下で原が10年かけて築き上げてきたこの技術は5Gの時代になっても簡単にたどり着けるものではないと考えています。
7SYNCROOMメイン画面左下の「設定」ボタンを押すと以下の設定画面に遷移する。
絶対いつか大ヒットするはず、と思っていましたが、まさかこんな形で注目されるとは想像もしていませんでした。 通常、音楽の合奏をするとき、相手に音が届くまでに一定の「遅れ」が生じる。
20家庭のPCと光回線を使い、音声の遅延をほとんど意識することなく、ネット越しにセッションできるという。
音楽計の部活動に取り組んでいる子どもたちは、早く仲間と一緒に演奏や合唱をしたいと願っていることでしょう。 これまで『NETDUETTO』は、光回線などの固定回線を主な対象にベータテストなどを行ってきましたが、今回の技術協力では、従来の無線通信に比べて高速かつ低遅延という特徴を持ち、モバイル端末からの普及も見込まれる5Gが対象となります。 セッション参加画面 セッションに参加すると以下のような画面になります。
9野口:そうですね。 公開・非公開を選択• 企画・マーケティング担当の北原英里香さん --ちなみに動作環境として対応OSはどうなりますか? 原:WindowsはWindows 10の64bitに限定し、MacはmacOS 10. 次世代通信規格5Gネットワークの普及拡大を含む、今後のネットワーク網の更なる性能向上、発展にも期待を抱きつつ、モバイル環境下での低遅延の音楽合奏実現を目標に開発を行っています。
テストしてみたところ、速度がB程度であれば安心してセッションできました。
6正式公開は同年6月頃で、現在ベータ版を無償公開している。 インターネット回線を介して遠隔地間の音楽合奏を実現し、複数のユーザー同士(最大5拠点)でオンラインセッションが楽しめる同サービス。
ASIO4ALLドライバで非対応サウンドカードでもASIO対応するようにできますが、レイテンシについては ネイティブ対応サウンドカードのほうが若干速いです。 これは遠隔地のPCどうしを有線の光回線などでつなぎ、低遅延で快適な演奏環境を構築できるというものだ。
シンクルームを楽しみにしています。 左から北原英里香さん、原貴洋さん、野口真生さん このSYNCROOMの話、私もまったく知らなかったので、報道発表を見て驚いたのですが、その後すぐにNETDUETTOの開発者で、これまでも何度もお話を伺ってきたヤマハの原貴洋さんに連絡してみたところ、オンラインミーティングの形でインタビューできることになりました。