それとも、少しもそうは思えずにいるのか。 細川護熙・元首相に始まり、小沢一郎・元新進党代表、小泉純一郎・元首相ら時の権力者に近づき、そして離反する。 「芦屋令嬢」育ち、謎多きカイロ時代、キャスターから政治の道へーー 常に「風」を巻き起こしながら、権力の頂点を目指す彼女。
10しかし、ちょっと待ってください。 正直、本書を出版するにあたって葛藤もあっ たかと思います。
平等な放送時間を割り当てるという昨今の呪縛は、選挙報道をつまらなくしているが、今回の都知事選たるや、あまりにも貧相だった。 100人を超える関係者の証言をもとに、以下の構成になっている。
9「崖から飛び降りました! 記録的な売り上げで、 アマゾンでは既(6月13日現在)に注文できない状態だという。
早川玲子さんを救いたい、早川玲子さんの重荷を一緒に背負いたいという著者の思いがあったのではないでしょうか。 伝説的な「銀座マダム」の生涯を描いた『おそめ』は、大宅壮一ノンフィクション賞などの最終候補となり、一躍注目された。
3いま、無料で体験できます。
本書では、その点も克明に描かれている。 カイロ大学を卒業したと装って日本に帰るのだが、帰国前夜、小池は早川に言う。
引っかかった点 生い立ちの章で、小池氏といとこの女性を対比的に描いていたのは少し引っかかりました。 兵庫県内の選挙区から選出されながら経済的支援の拡充を求める震災被災者の要請を拒絶する国会議員。
1被害者らが傍聴する翌年1月の環境委で民主党議員に「(崖から)飛び降りる」発言の有無を問われるとあっさり否定した。 それでも落ちないのは、 カメラの回っているところではセッセと仕事してますアピールをし、また自分を高くアピールする技術があり、 それをある意味「共犯関係」のマスコミが飛びついて面白おかしく取り上げ、彼女のイメージを作り上げる。
アレは経歴でついたウソがビッグになる前にボロボロ剥がれてしまったけど、それがあのままいったら、ってのがこの人の経歴。 ただ一つだけ、はっきりとしていることがある。 世間には陽のあたる坂道を上(のぼ)りつめた女性として、おそらくは見られていることだろう。
この27年間、何を学んでこれただろうか。